増田で在日が大人気

なかなか聞けない本音、みたいなものをこうやって見せてくれることが出来る、というのがネットの匿名文化のよいところですよね、やっぱり。
ちょっと気になったのはこれ。

あとパチンコ関係については、在日貴族のことは在日庶民にはまったく分かりません。
そもそも在日貴族は学生の段階で私立に入れてるので接点ないです。

http://anond.hatelabo.jp/20090414170900

ふむ、在日貴族という、在日庶民に認知されているその手の存在がある、と。こういうの見て特権特権叫んでるんだとしたら、批判が事実に基づいていることと、だからと言って妥当とはいえない(一部の悪い集団を持って全てを悪いとするなら犯罪者が独りでもいる国は悪い国だ)ということがわかる。
常々思うんだけど、人って単なる個人としているときと、何かしらの立場で、かつ集団としてあるときで存在そのものが異なるかのような違いを見せるときはあるよね。僕だって、何でもオリジナルを主張する国はどうかと思うけど、だからと言って韓国人の知り合いに悪感情を覚えているわけではない。
日本にいると、自分が日本人であるという意識は希薄になる。普段は意識する必要ないから。在日という微妙な存在と対峙するときに普段希薄であるその意識が過剰に表層に出てくるのかな。
どうせ日本に住むなら帰化しちゃえばいいのに、と簡単に考えることもあるけど、マジョリティー民族(単一、だと語弊があるので…)文化国家たる日本に帰化するというのはある種の同化を要求されている、と感じてしまうのかも。でも増田の書いたいろいろを書くと同化は帰化していなくても進んでいる、と感じる。もしかしたら、今よりももっともっとドライに割り切る世代が中心となった未来には在日問題は存在しないかもしれないな。