電子記録の改ざんと証拠能力

電子記録の保全は主に消失、毀損、改竄の防止をいかに施すかであって、その対策がなされてないのであれば証拠能力には乏しい。
公的な、何かをしたことの証明は電子署名と公的タイムスタンプサービスあたりで担保するとして、こっそりやろうとした証拠を保全するのは難しい。こんな事件があるとなおさらね。
セキュリティーが厳しすぎてしんどい、という職場のメリットは、何か事件が起きたときに悪いことをしていないことが証明しやすいことかもしれないな。