住信SBIネット銀行の低金利ローンの宣伝がすごい

最近のウェブ(Google Adsence)の広告でよく表示されるものといえば最近話題沸騰中の「グルーポン」と、「住信SBIネット銀行」が2大巨頭で、特に後者の出現率がものすごい気がします。バナーはもちろん、字で三件表示されるときなんて100%いるんでないかというくらい。オリックスのローンも多いですよね。
表示される金利をみると、一般的な消費者金融やクレジットカードのキャッシングが18%台の金利なのに対して4%台から10%台って三分の一〜四分の一だから仮に200万借りたら年で30万くらい差がでますよ?(ただし200万の場合の適用金利は不明。人にもよるだろうし)なんだこの差は。
これって借り換え需要がものすごいあるんじゃ?でも新興企業にそんな体力(預金)はないよね。って思ったらなかなかの高金利社債の募集をやっていました。これで資金を集めて借り換えを促進して薄利多売で回していく、と。貸し倒れリスクの少ない客を選べばかなりおいしい商売かもしれませんね。いや、社債の償還とローンの返済期間が噛み合わないと社債償還のための社債発行で自転車操業な気もしますが…
もちろん、収入の条件とか、様々な要因があって消費者金融の代替にはなりきらないと思いますが、ほとんど消費者金融状態ってのも確かです。銀行であることが結構なポイントで、なぜなら、銀行は例の「収入の三分の一まで」という総量規制の影響を受けません。無目的ローンなんだから受けてもよいと思うんだけど。
しかし、もの凄い広告の量ですよね。どんだけ宣伝費かかっているんだろう。そう言えば他の銀行のカードローンのメールもよくきます。銀行も消費者金融のリプレイスを意識しているのでしょうか。

ついでなので、どんなものか試してみることに。たまたまSBI証券の口座をもっているので申込みが簡単だったのでw。中小企業とはいえ正社員、よもや審査で落ちることはあるまい。枠は多めに入れてみてぽちっとな。

…審査結果…
仮とはいえ最低に近い金利で満額回答ってどういうこと?とりっぱぐれないと判断されたのか、みんなこんな調子なのか…。後者だとしたらヤバいけど…

うまくいっててイケイケなのか、社債発行に対して貸出が足らんのか、はたまた自転車操業なのか(住信がついててそこまでヤバいというのはあるのか)、派手に宣伝しているにはなんらかの理由はあるはず。グルーポンみたいな状態じゃなければ良いけど、次の決算を見守りたいところです。