公務員刺青問題の根

ちょっともう流れちゃったんでソースはないんだけど、twitterのタイムラインでこんな主旨の発言を見かけた。
「環境局の刺青はいわゆる紋々でそれを排除するのが目的」
いやちょっとまてそれじゃあ橋下の発言との整合性が取れないよ。あるいは、排除の手段を選ばないことで結果として実際には影響のない人達を犠牲にしているってことか?
仮に紋々云々が事実だったとして、排除する建前として、他愛のない刺青を巻き込んで排除するというのは正義を実現するためには小さい犠牲はやむを得ないと。まさに政治ですね〜かっこいいですね〜(棒
僕はずっと、見せる、見えることに制限をすることは脅しの事例が起きてしまったからやむを得ないと思っているんだけど、それ以外に排除の目的があるとしたら、それは認められるべきではない。たとえ紋々を背負っていたとしても、それが「足を洗って正業についた」結果としてであれば、それをクビにすることはその人の道をまた誤らせるという事態しか生まないと思う。そうじゃなくて、現実に暴力団やその他の問題のある団体とつながっていて、仕事をせず給料をもらっていたり、不正に便宜を図っていたのであれば、その実態をもって懲戒しろ、と思う。それができないんであれば「不正はなかった」なんじゃないのか?
さすがに、橋下自身が「目的のためには手段を選ばない」ということで刺青排除を行っているとは思いたくないんだけどね。ガガやデップだったらとかいうアホな仮定で盛り上がっているのもバカバカしい話だけど。