コミュ障は採用したくない

ちょいちょいコミュニケーション能力の問題で採用されない話が話題になりますね。能力はあるのにって。でも、仕事ってのはその能力をお金に変換する活動なんですからして会社の求める最低限のコミュニケーション能力がないとそれが果たせない。当然ながら、会社や職種によって求めるレベルは異なります。たいていは最低ラインとして人の話が聞けて、求められたアウトプットが出せること程度は求められてます。ていうか、それすらできないで会社で何するつもり?と思ったりしますね。

前にも書いたけど、就職活動をしている学生が良く「コミュニケーション能力には自信があります!」って言っちゃうんだけど、よっぽどそれが売りになる職種ならともかく、そうでない限り会社が求めているコミュニケーション能力ってたぶんその学生が言いたいこととは違うんだよね。人と仲良くする能力とか、場を盛り上げる能力とか、別にいらんの。少なくとも最低限をクリアしてたら本来必要な能力が優先で、そこはプラスαにしかならないし、場合によってはマイナス。

とにかく、相手の話を聞いて理解する、指示に従ってアウトプット(よく報連相と称されがちな部分)ができさえすればいいのです。逆にそれができないで会社で何ができるの?黙って置いといたらすごい成果がでることが確約されてるんならいいけど…

コミュ力がないっていって採用されないのってほんとよっぽどのことだと思うわけです。一般的な企業ってそんなにバカじゃない。面接でしゃべんないとか質問聞いてないとか聞いてないことばかり答えるとか、そう言うレベルが採用におけるコミュ障と言われるレベルだと思うよ。