「なんで」ダメだったかなんてわかっちゃいるけど

ミスしたときの「なんで?」が怖い
うん、まあ、わかる。ミスってのは積極的な理由なんて無い。自分の意思でコントロールして(つまりわざと)やったことでないものに理由を問われても不注意でした、としか言えないもんね。言われたとおりできなかったのも不注意。どうして不注意だったかなんて聞かれてもしらねーよと。最後は自分の頭が悪いに帰結するってのもその通り。

でもまあ…なんでって言う側からするとね、これが一番質悪いんだよね…

システムの現場においても、バグやらミスやらに対して再発を防ぐための手立てを求められることは多いんです。だから、チェックリストを作って必ず確認するとか、報告のルールを作って必ずやらせるとか、そういうことをするんですけどね、本人には自覚はないけど嘘をつくレベルで報告忘れてたとかチェック忘れてたってことをしちゃうことはあるんですよね。うっかりってのは誰にでもある話ですけれども、2重3重に網を張ってなお漏れるようなうっかりは結局のところ「人が悪い」に帰結させるしか言い訳のしようがなくなるってことがあるんですよ。
請負の仕事だったら名前を指名してこいつ辞めさせろっていう指示をされることは無いんだけど、「御社側の体制の問題で契約の前提である品質が担保されていないがどうか」なんて指摘されるともう人変えるしか無いよね。

もっとも、ミスを防ぐ体制が不十分であったことを言いたくないがための言い訳で「こいつが悪いんで切りました」なんて言っちゃう場合もないことはないのでそれはそれで。

元増田はなんでと聞かれているうちが花だと思って頑張れ。