大学生活とバイトと人生経験

しかし大学生のアルバイトで知れる世界っていうのは、そんなに社会全体の縮図なんですか。自分が見知ったほんのわずかな部分で世界全体を知ったような気になるなんてそれこそ世界観小さいんじゃないですか?
確かに自分は高校までほとんど勉強しかして来なかったし、社会常識にかけるのかもしれない。
でも、社会常識っていうのは大学で身につけるべきものなんですか?社会に出てからいやというほど身につけさせられるんじゃないですか?
逆に大学でしか身に付けられないものだってたくさんあるんじゃないですか?

バイトしてない大学生視点で聞きたい

うん、まあそうだね。
ヌルいバイト(0Byteみたいだw)しかやって来なかった僕としてはバイトで身についたものってなんだろうって正直思うね。将来の話のネタ?メインのバイトが某ラジオ局だったお陰で過去のバイトネタには事欠かないけど…

じゃあ、大学生活(あえて生活とする)で身に付けるべきもの、特に今後社会に出ていくにあたって大学生という時間を費やして身に付けるべきものはなんなんだろうかと考える。

こんなことをいうのはどうかと思うけど、一番知っておくべきなのは「世の中とはしばしば理不尽なものである」ということなんじゃないかと思う。社会のルールは矛盾に満ちている。そのことを知っているだけで世の中とどう付き合っていくべきなのか(例えば悪い言い方だが、正直者でいることで不必要なまでに損をしないということが大事である)という心構えができる。これを知るのに手っ取り早いのはバイトか(ヌルくない)サークル活動だろうね。

大学でしか身につけられないものっていうのはやっぱり学問であり、自習では時間がかかったり間違ってしまったりすることを効率よく学ぶことはできる。だから、それをどこまで修めるか、残った時間を何に使うかという判断を行った結果、学問だけで精一杯であればそれにすべてを費やすのもまた一つの選択であるとは思う。

さて、増田の問に答えてみることにしよう。

Q:しかし大学生のアルバイトで知れる世界っていうのは、そんなに社会全体の縮図なんですか。自分が見知ったほんのわずかな部分で世界全体を知ったような気になるなんてそれこそ世界観小さいんじゃないですか?
A:全然そんなことありません。アルバイトで知れることは社会のごく一部であり、全体なんて社会人を引退する頃になったってろくにわからない。特にそれを知ろうとしないのであれば。ただ、社会のごく一部でも事前に知っておくことは、この先の人生におけるアドバンテージになる可能性はあります。あなたは社会に出て何を成し遂げたいの?そのヒントがあるかもしれません。

Q:でも、社会常識っていうのは大学で身につけるべきものなんですか?社会に出てからいやというほど身につけさせられるんじゃないですか?
A:社会常識という言葉は曖昧としすぎていて、明確に答えを出すことはできません。でも、いくつかの社会常識とみなされるもの、儀礼や会社の仕組み、お金のやりとりの仕方などは知識として、あるいは経験として、身に付けることができるかもしれません。