知らない人同士が勝手に徒党になるのがウェブの本質じゃんねえ。

タイトルは煽りです。
はてブ徒党問題が各所で萌え上がり秋の味覚という感じになっておりますが。

そもそも知らない人同士が何らかの理由で結びついているのがインターネットのコミュニケーション(というと語弊がある。旧知の人間同士がコミュニケーションしているケースも多い。が、あえて。)であるから、それをタグやキーワードでむやみやたらに強化した形のはてなでは当然徒党になる力が強いわけだ。
特に、はてブではお気に入り機能によって観測範囲や感性が近い人たちが、ぴぴっときたエントリをブクマする(←ここポイント)。つまり、お気に入り経由でコメントしている時点で似たような方向のコメントになることが多いわけ。そりゃ徒党組んでるように見えるよ。見たいものを見るとか言わなくても客観的に見れば明らかに「徒党」ですこれは。おかしなことに(?)当人達は徒党を組んでるつもりは欠片もないわけ。
100ブクマコメントが付いてるエントリがあれば、5〜30人の徒党が何グループかできているに決まっている。つーか本当に100通りも意見が合ったらすごいw
まあ、本来徒党ってのは意識せずに組まれるものではないから、本当は徒党ではないんだけど。徒党みたいなもの、というともう組みまくりですよ。
ただ、その徒党ってのは常に意見を同じくする人たちではありませんよね。たまたまその場で意見が一致することが多い。もちろん、たまたまといっても先に説明したとおり、関心ごとが被っている人たちだから、一致する事例というのはとても多いわけだ。
というわけで、徒党呼ばわり上等です。別にそれで何も変わらないしね。例えばid:pbhと同じエントリをブクマするな!とか言われたら困っちゃうけど。