先行者利益

先行者利益があるケースは誰も思いつかなかった、あるいは誰しも思いついていたけれども大きな困難があったことを最初に実現した場合がほとんどだと思う。特許になれば良いけれども、そうではない場合、先行者であることの優位性をキープできなければ後発にもっていかれることもある。俗に言う「早すぎたんだ!」である。
先行者であることがもたらす利益の源泉が限りのあるものだと、参入者が増えれば増えるほど先行者であることの価値は毀損されていく。
成功例について声高に語っているのをみて、果たしてそれは何処まで永らえることができるんだろうと思うことは多々ある。