自民党より民主党のほうが「怖い」という人が結構いて怖い

某所の某記事にちょっとツッコミを入れたらご本人からTwitterで反論があってやり取りが。まあそこでの内容は僕自身の不勉強もあるので(なぜかググれというからググったのにググってないかのような反応をされた上にWikipediaからの引用をしたはずなのにWikiが一番上に出るのに変なページを引用するなとか突っ込まれたりとか個人的には何が起きてるかわからない空間でしたが)、勝った負けたどころが僕の主張が果たして多少なりとも正当性があるのかすらわからなかったのでどうでもいいのですが、一つだけ気になったところが。

結局何が言いたかったかというと、「安倍自民党総裁の日銀への圧力は白川批判派の僕でもひくわー」ということなんですが、それを「圧力が怖い」と表現したところ、「今の民主党のほうが怖い」と言われたわけです。しかも賛同者がそれなりに。

いやね、民主党は「駄目だ」とは思うし、一票の格差問題とかまずい状況のまま解散するとかは暴挙のようにも思えますが、少なくとも今の日本の手続きの枠を乗り越えたことはなかったと思うんですよね。
日銀への圧力とか、もう選挙に勝ったつもりでかけてくる野党とか、どうなんでしょ。憲法改正案もやばいし、そもそもそれって国民の望んでいる論点でもなんでもないと少なくとも僕は思っているんだけどなー。

民主党が怖いとしたら、マニフェストを無視しまくってあたかも国民の意志のように振舞った横暴は怖いといってもいいと思うんだけど、それも今や昔のこと。力を失った民主党はもはや何でもない。ただ、その民主党ですら逆転確実の前回の選挙において、結果が出る前から国家機関に圧力をかけたことなんてなかった。

いや、よく考えたらまあ民主党も結構怖いことやってるよな。ただ、当初から民主党を罵倒する勢力がそれなりに多かったからそれが軽減されていただけかもしれん。でも、今の自民党(というより安倍総裁)は「民主党より」という比較級で語れないほどの不気味さがあるんだけどな。