2007-09-01から1日間の記事一覧

義務とは。

政治的圧力や、有形無形の暴力に負けず、真実を報道するのが新聞の義務だと思うので、それを忘れないで貰いたいものだが。誤報をしたら刑事罰を受けたり、損害賠償訴訟が気軽に起こされるようになればいいのに。 それにしても、痛みをこらえる患者をたらい回…

医療過誤訴訟の現状について調べてみる

某所での「医療過誤訴訟自体が年間1000件前後しか提起されておらず、しかも原告勝訴率が3割前後しかない我が国」という言葉が気になったので、簡単にわかる範囲で調べてみました。 まず、信頼できるかはおいといて、Wikipedia なお、医療過誤訴訟との呼…

明らかに過失があるケースの訴訟を否定している人は誰か

小倉先生がコメントスクラム呼ばわりしている人は、医師の過失を含め、全ての医療事故は訴えるべきではない、としているそうなのですが… また、「明らかな過誤について、訴訟を起こすことを否定する人は見当たらない」というのは、いったいあのコメントスク…

借りるあてが無くても売れるシステム

お前のところのバグが悪いのだから、損害賠償をよこせ、という主張は、自分のところの責任や慣行をあまりに棚に上げた主張と言わざるを得ない。 この裁判は、2005年12月にジェイコム株の誤発注により400億円を超える損失を出したみずほ証券が、誤発注を取り…

言葉のネガティブイメージが転嫁されるだけ

確かに障害ってのはイメージが悪い。特にシステム屋さんとしては聞きたくない言葉ではあります。が。 25 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/08/31(金) 15:16:53 id:OuSe1l/j0 差別されるような連中ならどんな言葉でも使ってるうちに差別用語になるさ …

医療系コメントスクラムの実例について

小倉先生が抽出してくれましたので紹介します。引用内のコメントは小倉先生のもの。 > まずはここに集った医療関係者への謝罪。 > それから、今後は医療過誤訴訟には関わらないという誓約。 > 最低でもこのくらいは当然だと思いますが。 頑張れ 2007/08/23 2…

訴訟リスクの問題は、件数の問題ではない

僕がウォッチしていて思うに、奈良の事例が医師に示したことは、訴訟リスクの件数がどうとかじゃなくて、「ババを引かされたら最善を尽くしても訴訟される」ことであって、また、そのババが増えたり、全体のカードの枚数が減ったり、プレイヤーが減ったりで…