偽コミュ者

えらそうなエントリでブクマを集めておいてなんですが、僕の本質は、根本的にはコミュニケーション不全。
確かにある一線を超えて脱却したような気はするし、歳を取るにつれ全くの他者からの反応には鈍感になって行き、社会人としては必要最低限どころか交渉能力や説得力の点では自画自賛してもいい思えるくらいではあったりするのですが。
一人でいるのが好き。人と話すのは嫌いじゃないけど、自分の話優先。出かけるのは好きだけど、誰かを誘うのは面倒。予定が思うとおりにならないとイライラするし、なんで自分のことをわかってもらえないんだろうと思う。本当の自分は今の自分じゃないと心の中で否定してみたり。大勢と話していると、いろんな話題が気になって、それは話題だけに興味があって話している人には興味が無い証拠。自分の内面なんて他人に語りたくも無い。
どう考えても不全。
僕の場合、ある一つのツール(趣味ね)でなんとか外界と接点を保つことができていて、そして、向こうから差し伸べられた手によって、少しずつ色々なことを克服しつつあるけれども、本質的な部分は変わらないまま。
内面を見せたくないってのは、自分に自信がもてなかったり、堂々と誇れなかったり、他人が信用できなかったりするからだろうね。信用しても良いはずの関係を築いていても、どうしても怖くてしり込みしてしまう。怖くないってのは散々学んだはずなのに、過去のトラウマがそのことを否定する。これはきっと呪い。呪縛といったほうがよいか。
周りには強い人間と見られがちだし、そうあろうとしている自分がいるからますますその傾向は強くなっていくわけですが、最近化けの皮が剥がれてきて、逆にその点ではなんとかなりそうな気がしてきたりもしていますが、こういうのは一日にして何かが変わるものではないから、少しずつ自分を変えつつ、過去の傷が癒されていかないとダメなんだろうなあと思っています。
結局何が言いたいかというと、若いうちは焦らず、でも少しずつ自分を見つめて、変えていこうと思った方がよいかなってことです。こじらすとずっと苦しむからね。