薬害の在処

血液製剤によるC型肝炎感染は薬害かという問題って実は薬害そのものではない色んな問題をはらんでいるけれど、こういった類の問題は大体引き起こした側が結果をどう受け止めたのかが分水嶺になってそう。あと訴訟に変なプロ団体が絡まないとか。
何を持って責任とするかは難しいし、役人は民間以上にスケープゴートを作って宥めるなんてことをしてはならない(責任の取り方の話ではなく、正しい行為による結果であれば曲がってはならないってことね)けれど、何度も同じことを引き起こさないという信頼があってこそだし、薬害HIVや乾燥硬膜の話と続いた帰結としての厚生省批判があると思うわけです。
原則を揺るがせないためには常に原則にのっとった毅然とした対応が必要で、それが出来ないことはもっと批判されるべき。