U2plusの東藤さんのコメントへのお答え その2

前回のエントリにコメントでお返事いただいてましたので更にお返事。

依存関係が生まれ得ないコミュニケーション設計になっていますし、もちろんコミュニティ(という言い方が誤解を生むのか・・・)を認知行動療法を専門に学んだ臨床心理士の方々が見ていますよ。

U2plusの東藤さんのコメントへのお答え - novtan別館

患者と医師、カウンセラーという関係ですら、共依存関係は生まれえます。そのくらい、デリケートなものだと思っています。U2plus自体に依存する人が出てきてもおかしくないと思います。そのあたりをどのように「生まれ得ない」と設計しているかにはとても興味があります。
臨床心理士の人が見ている、というのは認識しています。なので、ある程度は大丈夫かなとは思っています。

うつ症状がでているか、BDIを基準にすることが間違っているとは思えないのですが・・・
うつ病である」という診断はもちろん医師の判定が必要ですが。
また認知行動療法を行う一般のクリニックでも、複合的な精神疾患や、重度のうつの方を軽々しく受け入れはしないはずです。

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間違っているとは言っていませんよ。ただ、対面でないところも含めて、最後の砦になりかねないサービスに見えるところは問題かなとおもいます。だから、そのへんのアテンションはやり過ぎなくらい必要ではないでしょうか。そんな中、うつっぽという誘導サービスはそのあたりがまったく考慮されていないようにも思えますね。

退会勧告時の医師へのエスカレーションなどは当然行っています。

U2plusの東藤さんのコメントへのお答え - novtan別館

医師への、というのは提携している(=個人情報のやり取りが了承されている)医師がいて、そこにえすカレエーションということでしょうか。本人も含めてきちんと誘導できているのであれば問題ありません。

と、いうことで私が違和感を覚えるのは、おそらくサービス内容までご存じなく、伝聞のみでネガティブな感想をお書きになっているからです。サービス内容と合わなかったユーザーの意見を拾う、ならまだしも、使ってない方からのコメントを連ねても・・・しかもそれは無料のベータ版時の際に申し込まれた方かと。

[>U2plusの東藤さんのコメントへのお答え - novtan別館]

一応サイトは一通り見ました。正直、僕の主張にとってU2plus自体は(先のエントリにも書きましたが)「微妙」という評価でしかなく、そこまでネガティブに捉えているつもりはありません。ただ、いくつかの危惧があり、特にそれがうつっぽと組み合わさった時に問題じゃないの、という思いはあります。

だから、うつっぽについての問題点を認識されていながら閉鎖しない理由を聞いているんです。U2plusは全然本題じゃないのでそっち答えて欲しい。

このサービスがなくなるくらい、認知行動療法を行えるクリニックが増えて、低料金でセラピーが受けられるようになるとそれが一番いいんですけどね。

U2plusの東藤さんのコメントへのお答え - novtan別館

いや、ウェブという性質でしかできないものもあるでしょう。やるなら、U2plusが社会全体の認める認知行動療法のポータルになり、各地のクリニックと連携できるようになるところまで考えないと。

繰り返しますが、U2plusについては若干の危惧があり、その危惧について説明を求められたので応答したまでです。こちらとしてはうつっぽについての現状認識と、それについての行動についての説明の方をお聞きしたいです。