図書館利用者として思うこと

当事者でした。練馬区民なので。

監視されている、あるいは、他人に知られたくないなど、不安を感じた利用者は図書館を利用しなくなったり、行政が快く思わない本を借りることを避けるという当然に起きるだろう。「貸し出し履歴」の導入が何をもたらすのか、利用する側にも立って考えるべきである。

「練馬区立図書館貸し出し履歴保存」報道に関して: 東京の図書館をもっとよくする会(旧ページ)

そんな心配するくらいなら最初から図書館なんて使いませんよ。3週間借りっぱなしのあと13週間残る。つまり、最大16週間履歴が残る、と。で、その間に某圧力により貸し出し履歴が…って言い出したら貸し出し中ならしょうがないのか、って話になるでしょ。そうじゃないよね。あらゆるタイミングで、図書館が資料を管理するため以外には使用しない。これが原則であれば、13週間「資料を管理する」目的の為に残っていてもいいでしょう。確かに

返却される本を受け取ったときに、きちんとチェックし、問題があればそこで処理するのが原則である。破損して使用できない状態になっていることが確認できたら、弁償を求めなければならない。

「練馬区立図書館貸し出し履歴保存」報道に関して: 東京の図書館をもっとよくする会(旧ページ)

てのはあるけど、返却ポストとかもあるしね。
利便性においての反論は
2008-01-16(Wed): 図書館での貸出記録の保存をめぐって−行政は説明責任を果たし、市民は慎重で冷静な議論を - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版で触れられているので割愛。
前のシステムからずっとだけど、予約連絡や返却の催促メールも、対象の資料が何かわからないようになっているし、色々配慮していると思いますよ。どうも過剰に利用者の保護を求めている印象があるけど、それほどのものかな?