「やる夫で学ぶ音楽史」が面白すぎたので色々紹介してみる

いやあ、思ってたよりはるかに面白かったわhttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-322.htmlクセナキス、初めて聞いたよ…
こういうのでクラシックが盛り上がってくれたら嬉しいのでCMとかで使われている曲とか耳ざわりのいいのを中心に集めてみた。内容の質は保障しません。
YouTubeのリンクが多いので続きを読む記法に変更しました。id:e_p_iさん御指摘ありがとうございます(チャイコの件も)

パッヘルベル

カノン


言うまでもない超有名曲だけど、この曲の「D-A-Bm-F#m-G-D-Em/G-A」という進行は現代のポップスに到るまで多くの曲に使われているもはや人間の根源的なものを揺り動かす進行ですね。使われている曲はカノン (パッヘルベル) - Wikipediaに詳しい。
ちなみに、Jazzにも似たような基本的進行があります。G.ガーシュインの"I Got Rhythm"がそれ。

俗に"リズムチェンジ"と(日本では"循環"とも)言われる進行ですね。この進行を使った曲がいくつもあります。

ヨーゼフ・ハイドン

トランペット協奏曲

友だちにクラシックのラッパ吹きがいたらきっと聴いたことがあるんじゃないかしら。半音階を出せるトランペット(それまでは限られた音しか出せなかった)が発明されて生まれた曲。もっとも当時の仕組みは現在のバルブ(ピストン)と違って木管楽器のキーみたいなものでした。

ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン

交響曲第七番

はいはいのだめのだめ

ヨハン・シューベルト

ドイツ歌曲といえばこの人。「未完成交響曲」という迷惑な状態を残してくれたことでも有名ですw

野ばら

魔王


あと、地味にピアノ曲も好きです。

エクトル・ベルリオーズ

この人のおかげで管弦楽曲は豪華絢爛になりました。初期ロマン派の巨匠。でも近年(といっても20世紀半ば)になるまでわりと忘れられぎみだったみたいよ?

ニコロ・パガニーニ

悪魔と呼ばれた超絶バイオリニストにして作曲家。奇想曲第24番「主題と変奏」は、よく他の作曲家が変奏曲のテーマに採用しますね。

奇想曲第24番「主題と変奏」

参考:リストによる練習曲

フランツ・リストが作ったパガニーニの曲を主題にした曲。一部CMでもおなじみ
上のが原曲
FUJI XEROXのCMですね

ロシア5人組

ミリイ・バラキレフツェーザリ・キュイモデスト・ムソルグスキーアレクサンドル・ボロディンニコライ・リムスキー=コルサコフの五人を指します。が、後ろ3人の曲が特に有名ですね。チャイコフスキーのライバルと言ってもいいでしょう。

ダッタン人の踊り(歌劇「イーゴリ公」より)

いわゆるストレンジャーインパラダイスという奴ですな。

シェーラザード(リムスキー=コルサコフ)

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

CMとかで良く聞く曲たち

ピアノ協奏曲第1番

弦楽セレナーデ

スタッ○サー○ス

交響曲第6番「悲愴」

遺作。通常第4楽章が派手になるものですが、この曲は第3楽章で最高潮を迎え、静かに終わります。

モーリス・ラヴェル

色彩感溢れるオーケストレーションは他の追随を許しません。

ボレロ

バレエを見ると感動します。たった二つのメロディーを楽器を変えつつ果てしなく盛り上げていくだけの曲なんだけど…。トロンボーンソロの難曲としても知られていますね。

亡き王女のためのパヴァーヌ

とても感傷的な曲ですね。

ショスタコービッチ

いかにもソ連ってな印象がありますがですが、音楽は正統派でロマンチックでかっこよいですよ。やっぱり色々と大変だったみたいですけど。交響曲の作曲家は大体みんな9番まで書いて力尽きるのですが、彼は15番まで書き続けます。すごい!

交響曲第五番

これは有名。実に勇壮です。

祝典序曲

冒頭のファンファーレがきらびやかでメロディーも親しみやすい名曲。

イーゴリ・ストラヴィンスキー

20世紀を代表する作曲家の一人。作風が何度も変わった人ですが、初期の豪華絢爛なオーケストレーションバレエ音楽がやはり楽しいですね。

その他色々

剣の舞(ハチャトゥリアン)

2回目があります。頭悪すぎwww

アダージョ(バーバー)

暗い〜死ぬ〜。地獄の黙示録で使ってたっけ。


こうしてみるとロシア音楽って耳ざわりがいいですね〜
疲れたのでこの辺で…興味を持った人はまずこういうのから攻めるといいですよ。

Best Classics 100

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