予約させない戦略は対象が本当に欲しいものかどうかで成否が決まる

喉から手が出るほど欲しいもの、でも品切ればかり、入荷即行列即完売、という話は何かを思い出しませんか?

結局、古いAppleユーザとしての義務感(?)から購入に踏み切りましたが
〜中略〜
そういう意味で、予約を受け付けない現行の販売方法は、中長期的には裏目に出るのではないかという気もしてきました

http://japan.cnet.com/blog/poweryoga/2008/07/20/entry_27012377/

「欲しいときが買いどき」な電子デバイスですから、欲しいときに買えない(予約できない)というのは致命的なことがあります。期待されていたハードウェアが初動時に数を揃えられなかったことによって失速し…というと色々思い出しますね。
もちろん、成功例はあります。最近で最高の成功例って言うとやっぱり任天堂DSでしょうか。何年かに渡って入荷即完売次回入荷未定予約は受け付けませんと。これには副次的効果もあって、足しげく通うことにより他の商品への購買意欲を引き立てることもあります。でもiPhone欲しい人がiPhone以外の電話機に金使うことはないでしょうしねえ。
DSの成功は、「本当にみんなが欲しがった」からですよね。別に目新しいとか、会社やキャバクラでの話のネタになるとか、そういう見せびらかし系需要だけだったらあそこまでみんなが欲しがらなかったわけで。
みんなそんなにiPhoneって欲しいの?