高校の入学資格を広げるのはいいんだけどさ

なんのために行くんだろうね。

知的障害者に中学時代の仲間がいる地元の普通高校へ通わせてあげたい」

痛いニュース(ノ∀`) : 「入試問題を知的障害者でも解けるよう変更して」 知的障害者も普通高校へ…配慮を求め要望書提出 - ライブドアブログ

というのはなあ。受験して地元の友達なんていない高校に行く人もいるし、地元の高校にいって結構友達がいっぱいいるって人もいるけど、ずっと地元の友達とばかりつるんでいるわけではあるまいし。
高校を高等教育をする場として以外にあえて捉えると、今まで地域に縛られていたところから新しい人間関係を得て社会的に成長していく場なのかな、と思うんだけどね。特別に(既存の人間関係に)甘えさせてくださいというのはむしろ仲間に失礼な話なんじゃないかと。
高校行くのが当たり前、という現状はある。でも本来そっちのほうがおかしいんだよね。勉強する気もないのにモラトリアム的に高校行くわけで。高校ぐらい卒業してないと世の中で…という話でもあるけれども。学力関係ないって話になれば中学6年制とかわらないわけで。費用の問題?
一緒に学校に通えるくらいの関係の友達がいるなら地元で関係していればいいじゃない、と思うんだけどな。寮とかに入れられてはなれちゃうって話?
どこかのタイミングで今までの仲間との別離は必ず起こるんだから、それを先延ばしにしようという試みは、自立のタイミングを遅らせるだけであるし、自立できないと考えているのであれば、都合を仲間に押し付けるなよ、と思わなくもない。