無課金で僻地遠征

次期統合のために武将を育てるつもりで入った新サーバーで、なぜかろくに内政もせず遠征をする羽目に…。覚え書き的に。

遠征する意味

ブラウザ三国志では、サーバー開始時に登録した順に中央からある程度ランダムですが外側に向かって城が配置されていくようです。つまり、始めるのが早い人ほど中心に配置されます。中心にはNPC城があったりするので、城攻略を目指す人が即刻登録する反面、農耕したい人は少しでも外側に配置されたいので少し遅めに登録したりします。
ただ、初期はみんな等しく名声が少ないため、領地を遠くに延ばすのが難しいですが、ある程度時間が経ってしまうと、新規の城が周辺に配置される速度より領地を求めて進撃する速度のほうが速くなってしまいますので、登録したとたん地図がまっかっかという可能性が高くなってきます。なので、適度に中央付近に配置されつつ、まだ土地が混まないうちに僻地に出かけるのが常套手段です。
さらに、かなり僻地のほうまでNPC砦は存在します。ゲームの目的の一つがNPCの陥落ですから、砦の周りを同盟員でいくつ囲ってしまえるかでサーバー内での立場が決まってきます。
というわけで、ある程度の時期に登録して、ある程度名声がたまって拠点が出来るようになったら、砦攻略の意思のある同盟では、少なくとも同盟員の何人かは遠征に向かうことになります。

最速進軍(理論)

ごく単純化して考えると、拠点作る⇒拠点を領地に戻す(3時間)⇒3時間の間に進めるだけ進む⇒3時間後最先端に新しい拠点を作成⇒(3時間休憩)以下繰り返し。
一般的に速度13の騎兵武将を使うだろうから、1マス進むのに…めんどくさいから5分として、6人くらいで行くとして、一気に出兵すると

距離 取得時間 帰還
1 05分目 10分目
2 10分目 20分目
3 15分目 30分目
4 20分目 40分目
5 25分目 50分目
6 30分目 60分目

だけど、帰って来たらまた出れるので

距離 出発可能時間 取得時間 帰還
7 10分目 10+35=45分目 10+70=80分目
8 20分目 20+40=60分目 10+80=90分目
9 30分目 30+45=75分目 10+90=100分目
10 40分目 40+50=90分目 10+100=110分目
11 50分目 50+55=105分目 10+110=120分目
12 60分目 60+60=120分目 10+120=130分目
13 80分目 80+65=145分目 80+130=210分目
14 90分目 90+70=160分目 90+140=230分目
15 100分目 100+75=175分目 100+150=250分目

※帰還が180分を超える場合、砦が領地に戻ったら即帰還
となり、砦破棄までに15マス進めます。
実際には斜めに行ったり邪魔されたり操作に手間取ったりするので12〜3マスがせいぜいか。PCに張り付いていられる状態であれば、6時間で12〜15マス=1日48〜60マスくらい進めることになりますね。廃人か。

未課金リソース問題

上で述べたベース値については、未課金では問題がいくつかあり、課金するとそのいくつかは解決します。

武将問題

特に序盤は未課金の場合、こつこつBPを貯めて、ブショーダスライトを引いて騎兵武将を引き当てなければ上記の前提が成り立ちません。まあ、遠征が出来るようになる時期にはTPも少しはたまっているので、10TPでC郭艴やC李傕を買えばちょっと足も早くてお得です。

帰還問題

本気で課金すれば、「即帰還」という魔法を使うことが出来ます。すると、純粋に行きの時間だけを考えればよいので出発可能時間が大幅に減ります。例えば、上記の距離12の場合、距離6の人が帰還したら出兵できるため、即帰還を使うと30+60で90分目には取得が終わっています。つまり、プラス分が半分になりますから、180分を超えるのは、距離18、まあちょうどだから無理として距離17、というわけで、未課金より1〜2マス多く進めます。

デッキコスト問題

序盤は特にそうですが、課金すると拠点に設置できる武将の数を増やすためのデッキコスト増強が出来ます。7人で頑張るとどうなるか。これが意外と延びず、プラス1〜2くらい。とはいっても、即帰還との組合せで未課金よりははるかに早くなります。

内政問題

拠点を一個進軍用に潰しているため、序盤での内政がかなりおろそかになります。これを課金して資源ブースト、デッキコストも上げて優秀な内政官を引くまでブショーダスGOLDでも引きまくる、となると課金と未課金で資源にも大分差が出て後で困ります。

平等リソース問題

ところが、課金するかどうかに関わらず、みんな平等に足りないのが名声。領地を獲得するためには名声が必要ですが、それもまた無限ではありません。クエストで増えるのを除けば、12時間で1、ただし、銅雀台をある程度立ててたら、序盤は10〜11時間に1増える感じですか。本拠を除く拠点1〜2個目くらいのときに名声が10〜20くらい余っていたとして、それを使い切ると進軍できなくなります。
なので、取るそばから破棄することになりますが、後に来る人のために残しておいたり、高レベル土地またはNPC砦隣接囲い込みのためにも消費しますので、10自由になれば御の字。となれば、どんなに進撃速度を上げても序盤は名声に依存して速度が決まります。
破棄には6時間かかります。ということは、砦をつぶし始めてから次の砦を作成するまで6時間、つまり、取るたびに破棄していけば、次のサイクルには再利用可能ですね。ただ、最先端に作る砦の分は砦を領地に戻すまで破棄出来ない(はずだけど、違うかも)ので、3時間遅れの回復になります。

というわけで、遠征そのものにおける課金と未課金の差は実際にはそれほど大きくないものの、内政がおろそかになる分のカバーが大違い。なんとなれば建物建設即完了を使うことで無駄になった時間を取り戻せちゃったりしますしね。

なお、後半になってくると、速度極といわないまでも速度にふった武将の人数とか、遠征所が絡んだり名声は無尽蔵に近くなったりで、大分常識が違うことになっているかと思います。