繰り返される悲惨な映像の意味は…

映像撮ろうなんてバカじゃん!津波が来たら逃げろ!
ってな感じの警告だったらまだわからないでもないけど、高みの見物ショーになってしまっているように思えます。少なくとも、現地ですでに災害にあっている人にとっては、そんな恐ろしさ骨身にしみまくっていますから…

なんで繰り返し繰り返し、悲惨な映像を見て品評しているのだろうか。

現地で取材しているなら、安否情報の収集と、(許可を得ての)公開を積極的にやっていくのが報道としての使命ではないのか。

どうも今の民放の番組構成には納得がいかない。

某局は原子力保安院の会見も、理解ができないと打ち切った。確かにわかりやすく役に立つことではなかったかもしれんが、理解ができないのはキャスターのおつむの問題かもしれないし、これから大事なことを言うかもしれない。打ち切ったあと「こんな状況でいうことじゃない」的な批判をしたのも腹が立つ。

ドキュメンタリーと言ってまた過去映像を流し始めた。

現地で少しでも情報を得たい人たちがこれを見て更に傷つくんではないかということを心配してしまう。見ている僕自身、辛い気持ちがさらに募る。

どうすればよいのだろうか。