リアル「エンダーのゲーム」の世界がここに

現実がSF追い抜いちゃいそうですね。

最初はね、テレビゲームの感覚なんですがそのうちなんていうのかな、命へのリスペクト、敬意を失っていくことに気づいていくんですね
で、
退任するときに司令官が彼に紙を渡したんですって。「お疲れさん、よくやった」と。
そこにですね
「あなたが関係した作戦で殺害された人数は1626人」って書いてあった。
これねえ……

米国の無人爆撃機を操縦していた若者の回想が…すさまじい(TBSラジオ、北丸雄二。元はNBC) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

いやはや。武器の優劣がそのまま勝敗というわけではないけれども、こうなってくるともはや一方的な虐殺と言ってもいいかもしれない。

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

エンダーのゲームでは(相手は異星人とはいえ)それでも兵士としての訓練を積んだ結果としてのアレなんだけど、現実ではもうゲームとしての訓練を積むことで十分になったりするかもしれない。無人無人で決着できるんだったら戦争自体のルールも変わるんだろうけどそれだと戦争の目的も変わっちゃっているだろうし、何よりお金の勝負になりそうだ(今だってそうだけどそれだけじゃないから)。