ALIVE XIV: PAPER SPOONS / UNC JAZZ LAB BAND I

四年目。ライトは四年間引退なしバンドなので、通常四年生が山野のコンマスです。俺だ。前回のリサイタルでは「インターネット時代、譜面は海外に発注だよね」をコンセプトにいろいろとつてを探して、最後は電話して(全然インターネット違う)手に入れたりとかしていました。
根本的な問題として、よそのバンドがやるような曲は年季の入った楽譜があったり、大手出版社で売っていたりするんですが、うちのバンドの曲は基本的に手に入らない。プロに頼んで譜面に落としてもらったりするんですが、やっぱりちゃんとした譜面がやりたいというのが動機。さて、そんな中で見つけた海の向こうの大学の出版。譜面のついでにCDもゲットですよ、ふふふ。この出版社はタイトル曲がそうであるのでも分かるように、Jim McNeelyも出しているという由緒正しい?ところですが、仕事は遅い。青焼きだし。そしてこれは出だしから審査員の心をがっちりキャッチだぜ(死語)なPrince of Darknessをやることに。学生の編曲らしいよ?
さて、選曲のときには二曲あわせて時間もばっちりだぜ、と思っていましたが、どうも測ってみると短い。あれ?そう、CDの記載が間違っていたのでした。しかし、この余裕が後で大きく生きてくる。ソロスペースの空気を作りこんでとてもいい感じに。これは結構大きかったんじゃないかなぁ。適当表記様様でした。このアルバム自体は向こうの学バン(といっても音大?)なんで、参考までに。ALIVE XIV: PAPER SPOONS