知的で誠実な南京否定論者は存在するか

ブクマコメントでの応答より。不要な部分は一部削除してあります。

NOV1975 バカだから否定論者なのか否定論者だからバカといいたいんじゃなければ個別具体的な事例に過ぎないのでレッテル貼りイクナイ/これが理由なら否定論者が十分に賢くて資料が十分に説得力があれば考えが変わるはず。
uchya_x id:NOV1975さん、誠実で知的な否定論者というのがいたら教えてください。まだ見たこと無いんで
so1944 NOV1975氏へ。こういうのが左右問わずいるのは事実だが右の方は閣僚とか自衛隊のトップとかにゴロゴロいるから問題なんですよ。

はてなブックマーク - 南京事件否定論者に「資料を見せて」も無駄な理由 - Apeman’s diary

元エントリの否定論に組する人ってのが、どっぷりな感じの否定論者を指しているというのは冒頭からも明らかかなとは思う。ので、「よくわからないけどそんなに殺せるわけないし…」というカジュアルな否定論者、というより懐疑論者はここではターゲットにしていないようにも思えるけれど、数の問題とか定義の問題とかいうときにはそういう人たちも否定論に組する人に属しているように語られているとの印象を受けます。
であれば、その中には相応の誠実で知的な人も混じっているはずで、その人たちに適切な資料を提示したら、政治的な偏向が無い限り、所謂「なかった」という否定論は蓋然性のあるものではないとの見解に達するのではないかな(無論、細かな非同意はあるにしても)。

id:uchya_xさん
そういう意味では、懐疑ではなく、否定を堂々としてしまっている人はさすがにあれです。誠実で知的な潜在的な否定論者はすなわち今までまともに向き合ってないだけだろうし、資料の提示が有効な層でしょうね。
id:so1944さん
ごろごろって言ってもそれを鼻で笑うくらい肯定論者が多ければよいようにも思えますが、実際にはどのくらいいるんでしょうか。とはいえ、そういう発言をしてしまう人がトップレベルに居るのは問題ではありますね。思うだけならともかく。ただ、その分対処しやすくてよいかもしれませんよ。
まあ、日本ばかりの話ではありません。公然とした差別主義者が公然と支持を受けてしまうところだってあるわけで。