「Tカードはお持ちでしょうか」のうざさに対するソリューション

そもそも、ポイントカードなんて使われれば使われるだけ店側の損であるので、客が忘れてくれたらそれに越したことはないのではないか、と思う。いや、ポイントを付けさせることでリピート効果を狙うんだからそうではないか。とはいえ、Tポイントカードだと他の店でも使われちゃうし…まあ、コンビニ同士の選択肢の問題であればいいのか。

というわけで、ファミマに行くとわざわざ毎回持っていないTカードを持っているか聞かれる。持っている人は出すから聞かれない、持っていない人は持っていないから出さないのにお持ちかどうか聞かれる。持っている人向けのサービスが持っていない人に大してはとてもうざい。これは持っていない人にとっては「うざいからできるだけファミマ以外に行こう」とおもわれる効果があるのではないのか?と思うわけですよ。

しかし、昨日言われた言葉はその感情を見事に回避していた。

「Tカードお持ちでしたらご用意ください」

おおお、これなら「持ってません(出してないんだからわかるだろ!!!怒)」な反応を剃る必要もなく、持っていなければスルーすればよいではないですか!
これは素晴らしい発明だ。「持っていますか?」のウザさは答えなければならない問であるというところに尽きることがよくわかる。店員の言葉で全てが完結し、持っている人は言われようが言われまいがが規定の動作としてのカード提示を行うし、持っていない人は何もしなければ良い。ポイントカードが存在するということの注意喚起もできている。まさに完璧なソリューションである。

とはいえ、これはレジでは新規勧誘をあまりすることのないコンビニだから出来る話であり、そうでなければ「お作りしましょうか?」攻撃が待っていたりするので銀の弾丸ではない。