共産党との付き合い方

選挙も落ち着いたので。

どこをどうひっくり返しても普段の言動は右翼としか言えないのに支持政党は共産党みたいな変な環境で育つと共産党への抵抗感はないんですけれどもね、やっぱり「政権は取れない」という安心感がそこにあるわけですね。変な話ですけどね。
共産党は癌」と言っている人がいましたが、それを言ったら民主主義は癌と言っているのと大して変わらないんですよと僕なんかは思ってしまいます。民主主義の機能におけるブレーキの存在を否定するのは「議論を尽くす」から「数の暴力」への変容を認めることでありますよ。
もっとも、思うどおりに事を運びたい向きからすると、共産党ほどウザい存在は無いかもしれません。ただ、共産党は何にでも反対しているイメージがありますが、実際のところ、反対する対象は選んでいるし、不正に厳しいだけじゃないかと思うんですよね。まあそれ自体僕の印象にすぎない部分はあります。

弱者の味方である、というところは尊重するとして、実際に積極的に支持するかというところが一番難しいところだと思うんですよね。共産党に限らず、すべての党において自分の考えと完全に一致しているはずはないんで、そこが選挙の難しい所。不正を正す機能に徹してくれればいいんですけどね。

そんなわけで、消極的な支持を集めるとあのくらいの議席になる。ちょうどいいバランスなんじゃないかとは思います。