誤読大王が誤読を責めて残念な話

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はてなブックマーク - 大元隆志さん、ぼくはサラリーマンをバカにしてませんよ : まだ東京で消耗してるの?
まあ彼の人は「誤読は読者の権利」と日頃から主張している人ですので、誤読されて罵られようがそれは甘んじて受け入れなければならないはずなんですが、まあ反論するのもまた権利なので残念ですねとだけ。でも、反論だけならともかく、読解力が足りないと批判するのはどうかと思いますよね。そもそも自分の読解力が足りないことを棚に上げる手段として誤読の権利を主張するくらいなんですから。あ、それ誤読?すみませんww
しきりに事実を指摘しているだけという言葉を使って批判していますがそこでいう事実はせいぜい推測程度のものだったり、ある価値観から見た決めつけだったりするのであながち誤読とも言えないように読めますが、これもまた僕の読解力が低いせいなんでしょうかねえ。事実の指摘をしているだけの部分である価値観に裏付けられた言葉を使っているから「バカにしている」と読み取られてしまうというのは仕方がないと思うのですが。

人間誰しも自分の政治的事情によってある程度発言に矛盾がでることは避け得ない部分はありますね。たとえば僕は現在の医療の問題ではある向きの人に加担していますので、その主張と反する部分において普段の原則から逸脱した発言をついしてしまうことはあります。

ともあれ、そういう事情でない限りはある程度の一貫性が信頼性につながるんですけど、彼の人はどうもそういうのとは関係なく縦横無尽に矛盾発言を繰り出していくのでどうもわけがわからなくなりがちです。ただよく見るとそれは自分の(てきとーな)価値観に反するものは全て批判対象というレベルの発想から来ているように見えますので、その場その場で何かをバカにする言葉を選ぶことが重要であって、それが過去の自分の発言と整合しているかどうかは重要ではないんでしょう。

今を生きる(悪い意味で)人にはよくありがちな話ですけどそれをウェブに残していくというのがどんなにその生き方と相反しているか、よくわかる生きる事例ですよね。最終的にどういう人生に帰結するか、観察対象としては一級品ですけど…