問題解決を真面目に考えるとき、「程度の低い」認識をベースにすべき

システムの仕事をしていますとね、「え?そんなこと出来るんですか?」なんて言われること結構あるんですよね。いやそりゃ出来ますって普通ですって僕らなんか思うんですけどね。

つまり、「そこに問題がある」という認識すら出来ていないというところがあって、そこにあるニーズをきちんと拾えないと真の問題解決が出来ないということ。

ITに限らず、社会のシステムって古い認識のまま使い続けている人が多いわけじゃないですか。歴史の教科書にしたって。で、そういう人こそがマジョリティーだったりすると「バカは切り捨てろ」で物事が進むわけではないんですよね。

これってまあ「義務教育」がたった9年間しか無いという問題でもあります。人生における10代なんて高々5〜10分の1くらいを締めるのに過ぎないのに、そこで勉強したことが知識のすべて、という人がものすごくたくさんいるわけじゃないですか。あまつさえ、議員という立場においてもそうだったりして。

そういう中で現実を変えていくためにはそう簡単にばーかばーかって終わるのって全然得策じゃないよねとつらつら考えるわけですな。