誰も知らない、知られちゃいけない

往々にして、問題というのは隠蔽される。現状の問題を正しく報告する人は煙たがられ、どうせ誰かがギブアップすれば何とかなるよと適当に調子いいことをいう人は重宝される。

ということをどれだけまじめに考えるべきかなんだよな。

あくまでプロのシステム屋として活動するべき人たちは、間違っても「ここは赤字になってもいいから無理難題を飲む」なんてことはしてはならない。もし仮に営業戦略的にそれが可能だったとしても。
「投資として入れます」「勉強されてもらうために入れます」とかそういう理由で過剰に要員を投下することはあるけれども、無理難題を無理難題だということを言わずに飲んでしまうというのは害悪だと思う。なぜなら、それはあなただけの問題ではないから。

「あそこは出来ると言っている。オタクは生産性低いんじゃないの?」いやいやあなたその生産性ってちゃんと見てないでしょ1日48時間くらいになってるでしょそれ的な何かが横行するような現場って、目先の問題を乗り切って後で採算取り戻す行為の中で背任に近いような便宜でも図らないといけないんじゃないのーなんて。

そういう仕事のやり方にならないために、一体何をすればいいのか、常に考えていかないといけないな。