都政の応援で関係ないことを言う橋下という人

なんかこうさ、今の政治のルール(という名の悪習)に対して文句をいう有識者が政治家になると手のひら返したようにそのルールに則ってさんざん批判していたたぐいのことをやることって稀によくあるよね!

日本維新の会共同代表を務める橋下徹大阪市長は選挙期間中に2度、東京に応援に入る予定になっている。しかし、橋下氏は「都政については僕が語る必要がない。維新の姿勢を訴える」と明言。自らの慰安婦制度に関する発言で急落した支持率を回復させるため、演説の大半を「発言の真意」の説明に充てるとみられる。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130614/waf13061413010013-n1.htm

都政について語る必要がないなら、要らないってことですよ。ホントさ、都民としてはお門違いの人が来てどうすんのって思うけどそうは言っても「タレント」みたさの人は集まるかもしれないですね。タレントね。もう政治家という枠には入ってないから。
候補者にしたって

候補者からは「橋下氏が来て、自ら発言の真意を説明してくれないと自分には手に負えない」という声が上がる一方、橋下氏の応援が逆にマイナスになると危惧する声もあがっている。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130614/waf13061413010013-n1.htm

なんて甘っちょろいことを言っている人がいてさ、そもそも維新の会の看板=橋下人気に乗っかって何かをしようとしたんだからその責任は自分にあるわけよ。発言の真意とかそういうレベルじゃないわけ。泥船だろうが必死に漕ぐしか無いわけよ。手に負えないとか泣き事言う暇があったら代弁して正当化しなきゃいけないわけ。さもなければ代弁して謝るか。もちろん事前に打ち合わせなんてしてくれる橋下じゃないわけだからほぼ確実に来たら矛盾する。節操無く維新に乗ったんだから節操無く出てけばいいのに、まだ望みがあるとか思っちゃったりしてるんですかね。
とにかく、「維新の姿勢」なるものが都政に関係あるんだったら都政に絡めて話すべきだし、関係ないなら都議選は都議選なんだから来なくていいですよ。