2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

技術に品格など無いよね

コードには品格があるかもしれないし、サービスにも品格はあるかもしれない。でも、技術そのものには品格が無い。なぜか。技術はそんなものを必要としないからだ。コードにしてもサービスにしても、品格は作り手の意思を反映しているだけだ。技術ってここで…

「いい話」は思考能力を奪うよね

いい話だから許される的な発想は結構根強いみたいだけど、現代人の嗜みとしてはどうかと思うよね。水伝信じちゃうみたいなのも、まあ実際には信じてないんだけど、「本当かどうかはどうでもいいけどいい話しだからあってよい」というわけのわからない願望的…

/.ってすごいのね

先日書いたエントリがスラドからリンクされたんだけど、時間別アクセス数が日にち別に見えるようなくらいアクセスが来てる。意外でした。あのエントリも殴り書きで補足しなきゃならんことが沢山あるので今から書くことにしよう。

宣伝:第4回関東アマチュアビッグバンドJAZZ音楽祭

【日時】2008年1月6日(日) 13:30開場 14:00開演 【会場】府中グリーンプラザ けやきホール(490席) 京王線府中駅より徒歩1分 【料金】500円(全席自由)当日券あり 【出演バンド(出演順)】 UNTITLED Aebulay Zzja(アエブレイ・ズージャ…

箱根駅伝の件について補足

いくつかブクマコメントを頂いたので補足。 aozora21 『映像と解説だけあれば十分』/誰かが倒れるのなんて、できるだけ見たくないですよね。 そうですね。演出で無いなら尚更。 ryankigz 途中棄権とか繰上げとか、あと「タスキの誇り」とかそういう物語を、…

有害サイト規制に到る発想について

民主党の法案が非難轟々みたいだけどどうだろう。 法案の内容については後で吟味して書きたいと思うのだけど、そもそも「未成年に影響を与えないための」有害情報の「削除」という発想に到った根本には、仕組みがわからない=制御できないという短絡的発想が…

ウェブに対する社会の認識

先日、友人の高校教師(数学・情報)と話していて、「プロフとかスゴいよね。大丈夫なのアレ?」と言ったら「プロフ?なにそれ?」と返されましたよ(笑) …世間の認識とはかくのごとし。問題は2つ。周囲の大人が子供達の利用しているものを知らない。これは問…

よくわからないけど〜否定論って

どのくらい否定しているか、ということは議論において大切なことではないのか。 部分否定(程度の部分について喧伝されることについての誤りを指摘するような)論は否定論なのかそうではないのかどうか。 全肯定しないと肯定論者じゃないのかどうか。 このへん…

「不適切だが、やむを得なかった」

すごい発言だよね。 太田房江知事は4日、「再建団体にならないための措置。不適切かもしれないが、やむを得なかった」と述べ、公式に事実を認めた。 http://www.asahi.com/national/update/0104/OSK200801040058.html 不適切というのは、赤字隠しが不適切な…

消費されるコンテンツ(1)コンテンツはコミュニケーションの糧でしかないのか?

年末に一発ネタ的にこんなことを書いた。 特に、消費されるだけのコンテンツは、話のタネに過ぎないと言えるかもしれない。 人類史上最大最強のコンテンツ「おしゃべり」に対抗するのは容易ではない! - novtan別館 僕の考えとして重要なのは、実はコンテン…

消費されるコンテンツ(2)コンテンツは体験へ回帰する?

さて、これから。一つの道として、体験への回帰が良く挙げられる。 ツアーと楽器に共通して言えることは、使い古された言葉ではあるが、「体験」ということになるだろう。コンサートに参加することと、自分で楽器を演奏すること。両方とも「唯一無二の体験」…

消費されるコンテンツ(3)メディアの先へ

聴覚・視覚から入るコンテンツであるのが映像であり音楽であり、お話であり、絵画であるる。触覚もまた、それらの芸術に、直接的、あるいは間接的に寄与するものだ。 一方で食も一つの芸術として、味覚や嗅覚を刺激する。食は生きていくための欲とも結びつい…

受診を自主規制

結局のところ、こうするしかないのかな。 小児科医の負担を軽減しようとする母親たちの活動が丹波市で実を結んでいる。可能な限り「かかりつけ医」で受診し、診察時間外の利用を避けるよう訴えた結果、同市の県立柏原病院では軽症の小児患者が駆け込むケース…

ダイエットが盛んな国アメリカ?

アメリカ人ってセレブは必死でダイエットして、そうでない人は徐々にヤバイ体型になっていく、というイメージがある。これは偏見かも知れない。メトロポリタン美術館で目撃した老夫妻がコーラをがぶ飲みしてたけど普通の体型だったし。 しかし、この、誰の目…

Winnyノード数減少の原因とこれからの展開について

大半は憶測です。まず、高木先生のエントリから。と、その前に、話の枕的エントリを紹介。 アンケート調査によると、昨年9月以降にファイル交換ソフトを使ったことがある「現在利用者」の割合は9.6%(1943サンプル)。昨年6月調査の3.5%から6ポイント以上…

箱根駅伝がお涙頂戴物語になっている件について

古館伊知郎のアナウンス業界における影響と言うのはものすごいよね。今更だけど。 しかし、そんなこんなで箱根駅伝と言うのは過去の長い歴史の中で、ほぼ高校野球にも等しい外付けの精神性を身に纏うに到ったわけです。繋がないと駅伝ではないとかさ、どんだ…

[議論]えらく盛り上がっている話について雑感

なんか結論ありきの人とロジックありきの人が正しい検証「方法」についての議論を戦わせている印象。だんだん事実はどうでもよい話になっている気がする。しかも、7割方解釈論になっているから噛み合いどころがないよね。不完全なデータや記録から導き出さ…

紅白を見て思ったコンテンツの終焉

チラ見しただけなのですが、ますます過剰な演出に振れていく紅白を見るにつけ、「歌というコンテンツだけで勝負する」ことができなくなっているんだという思いが深まります。一回限りの演出が一体にならないと見向きもされない?いや、それが嫌で見ていない…

集団の中の単体を集団のラベルでくくることの馬鹿らしさ

「匿名だから」「2ちゃんねらーだから」「はてな村民だから」というような理由で他人を否定することほど簡単なことはない。ステレオタイプどころか、目立つごく一部のサンプルをもって全体が否定できる人はよほど騙されやすい性格をしているとしか思えない…

年頭のご挨拶に代えて、去年の総括と今年どう生きるか(その1)

喪中にて年初のご挨拶はご遠慮させていただきますが、今年もよろしくお願いします。 さて、去年の頭、どんなことを書いたか。「もう少し頭を使って書く」うん、達成できていませんね(笑)。大抵のエントリは思考の過程まで含めて書かれていて、上から下まで行…

去年の総括と今年どう生きるか(その2)

長くなりそうなのでエントリ分割。タグごとのエントリ数とか、月ごとのエントリ数とか、月ごとのブクマ数とか簡単に集計できる手段は無いんでしょうか… さて、去年は議論と著作権に明け暮れた日々with匿名論と言う感じですね。 関心ごとについて(1)匿名と…

去年の総括と今年どう生きるか(その3)

去年見たり聴いたり読んだりものを最後に CD/DVD 今年は全然紹介してないや。 ピタゴラ装置DVDブック2 - novtan別館 子供番組と言ってもなめてはいかんですね。ちなみにこれこそ個人的にはYouTubeありがとうな存在。あれを見なかったら買わなかったでしょう…