2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

たとえの誤りを論証したところで元の話の否定にはならない。

せっかく小倉先生からトラバを頂いたのですが、僕がトラバしたエントリをはじめとして、本題のところには一切触れず、適当にたとえてみた点のみについて意味なく詳細に論証を行うのみに留まった記事で大変失望いたしました。こういうタイトルにしてみたのは…

立法府の意向なんて利益代表の意向だろ?

小倉先生の最近の私的録音保証金に対するエントリは非常に共感できるわけですが、日本映像ソフト協会の酒井という方への返答として書かれたエントリに、当人がコメントされています。 私的録音録画についての立法府の判断は、旧著作権法では器械的又は化学的…

あいまいに書くこと

僕の「反省」は立場を明確にしないで書くことによってどちらに賛同したか曖昧なままで居たということなんだけれども、外部に対して曖昧な表明をし続けることは言い訳に便利な反面、突っ込まれて弁解をしたときに整合性を保ちきれない場合があるという欠点も…

水掛け論になってきていますが

そして、僕はこの一連の頭にトラバ打ったけれど黙殺されていますが、応答を期待していないので気にしないでおきます。そういえばNC-15の人も黙殺されてるな。 別に粘着ストーカーをやっているわけではなく、おかしいところを淡々と指摘するのみですが、いつ…

表現に埋もれる

どうも僕は誤解を生じるコメントを書くのが得意なようです。反省。 『* 2007年07月12日 NOV1975 blog 言いたいことはわかるし間違っていないと思うけれど、こういう突っ込みに応答する必要があると思っているのであれば、客観的にどう見えるか、と言うのを意…

輝く星たちへ

僕は一切押すつもりは無いので他の星の人たちをは交信できません。間違えて押してしまったら未知との遭遇。 重たいこと、一人が複数回押すことに対する楽観的な態度を除いて、星がつくことそのものについてはそれほど抵抗はありません。それがなんの指標にも…

実名だろうが匿名だろうがストーカーは怖い

ぜーんぜん論点が違うわけなので都合が悪いから言及しない疑惑が僕の中では浮かび上がってきたのですが。読み取れないほどバカな人が弁護士をやっているとも思えないので、戦術なのでしょう。 「匿名ではあるが卑怯なまねはしないので匿名性を奪わないでほし…

現実になぞらえることの無理やり感

いよいよ「美しい日本」という言葉まで飛び出しますますネタ感が高まってきました。なんか、ekken氏とのやりとりに横槍を入れているけど相手にされてない感。いつものことですが。 肉体的な苦痛を伴わない学校でのいじめや、強姦・強制わいせつに至らないセ…

実名ネットとネット選民思想

この際だから、言うべきことは言っておこう。いい加減、底が見えた*1。 なお、一般人には実名で語るメリットがない云々と嘯く人も少なからずいるのですが、ポジティブなコンテンツを継続的に実名で投稿し続けることができれば、それは現実社会での評価を向上…

僕が小倉先生に反論する理由

何度か書いていることの繰り返しになりますが、僕は小倉先生の考えている主題であるはずの「ネットでの誹謗中傷などの迷惑行為を無くそう」という点について異を唱えるつもりは全くありませんし、むしろそこは積極的に支持したいと思っています。 じゃあ何故…

アドバイスに対する取るべき態度

僕は基本的に自分に対する意見は素直に聞きつつ、でも自分の中で自らの価値判断のもとで採択してきたけれども、それは、僕が意見を求めたのではなくて、あるいは、そうだとしても軽く参考までに聞くという形を取ったからであって、そのときはどんなに自分の…

何も書かなければみんな幸せ!

小倉先生のekken氏に対するこの反論は、さすがにちょっとおかしいと思う。何がおかしいかと言うと、どうやれば避けられるかという提案なくデメリットのみをあげて否定しているから。そして、議論に必要不可欠な行動としてekken氏がリストしているのに対して…

ピアノと左利き

前回の記事には多数言及いただきました。いくつかピックアップして 私は鍵盤以外わからないのでピアノについてだけど、この意見はちょっと厳しいと思った。 〜中略〜 高い音のほうがはっきり聞こえるんで、より器用な右手に主旋律を当てるのは当然のことだと…

電子化された著作物についてのとりとめない話

MDが世に出たころ、わりとまじめなバンド関係者の感想としては、「安くて小さい録音機材がでたー」的なものなんじゃないかと思ったりするのですが、それまでテープで録音して聞きなおすのに頭出すのも面倒な状態から開放されて練習がスムーズに進むと言う大…

ニセ科学への関心は役に立つか

仕事をしていていつも疑問で仕方が無いことがある。一部の人たちは、ある一つのことを学んだときに、その概念を理解せず、知識としてしか身に付けない。ほんのちょっとだけパラメータが変わっただけで、全てが違うものと認識し、また新たに学習する。 「ここ…

左利きだと楽器を弄るのに不利か?

そういえばジミヘンも左ギターだったな。 世の中、どうしても左利きはマイノリティーだから、費用対効果として左利き専用のものが出てくるのは、ニッチを意識した商品か、左利きであることが武器になるものが対象だろうね。個人の技量を競うものについて、矯…

ブラバン / 津原泰水

ブラバン作者: 津原泰水出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/09/20メディア: 単行本 クリック: 29回この商品を含むブログ (119件) を見る評判が高かったので楽器吹きとして読んでみる。別の話になるけれど、ミステリ界で吹奏楽と言えば黄金色の祈り 文春…

記憶とIndex

どうしても覚えておかなければならないいくつかのことを除いたら、記憶するべきは情報そのものではなく、そのありかである。全部覚えていたらきりが無いから、そういえばあそこにあったな、程度で記憶の索引として整理されていると、それだけでも大分違うは…

グルメとコストパフォーマンス

外食でまずくて残すということはしたことがない。それは必ずしも味覚が鈍なわけではなく、もちろん美味しいものを食べたら嬉しい。でも、(よっぽど素性の知れないものが出てきたりしないかぎり、)食物は材料に経緯を払うべきだと思うから、残さない。だから…

ポジティブ情報の行方

ポジティブ情報がネガティブ情報に対して相対的に少ないのは、いくつかの原因があると思うけど、まず、ポジティブ情報はニュースになりにくい、ということが大きそう。ニュースの大半って事件だものね。でも、日経とか読んでると、必ずしもニュース=事件で…

常に正しい

私が〜なかったら、今頃は〜かもしれない。 事実に反する仮定法は常に正しい。前提条件が嘘だからである。 フーコーの振り子/ウンベルト・エーコ そんなことはわかっていても、なおかつ「あの時ああしていれば」と思うのが人間なのだよなあ。

しょうがないこと

しょうがないとは、諦めの言葉。何に対しての諦めなのか。 原爆を投下される事態を招いてしまったことはしょうがなかったのか。 原爆が投下されないと戦争が早く終わらなかったからしょうがなかったのか。 原爆が投下されないとソビエトが日本に上陸してしま…

東村山市民新聞

論法として、こちらの意見に対する批判に対して「批判のルールを学べ」「前近代的発想」「匿名の気楽さ」「中身は何も無い」的な応答をすることで、直接の回答をすることなく批判を批判することが可能であるけれど、それを見せられる方としては、「どっちが…

第二四半期総括&今年前半を振り返る(その2)

いろんなエントリをできるだけ頑張って紹介 相変わらず、力の入れ加減と読まれ加減は一致しません。ブクマ数は別にどうでもいいけど、ホッテントリに入らないと読まれることの無い記事たちが不憫。いや、自分のせいですが。 自分の記事に対するタグ付けはあ…

膨れ上がった団塊を食わせるために搾取されている実感

内田樹先生の大人気エントリ。言及してみる。 だが、社会活動としては消費しか経験がなく、「努力」ということについては受験と就活しか経験がない若い人にはこの理路がうまく理解できない。 どうして自分の努力の成果を他人と分かち合わなくてはいけないの…

第二四半期総括&今年前半を振り返る(その1)

恒例。例によって自分用メモ。読むな(流行語 注目のエントリー(閾値20) やっぱり必ずしも自分でいいと思ったものが注目を集めるわけではないですね。 タミフルと異常行動にまつわるまとめ - novtan別館 ⇒ シーズンが終わり、すっかり話も出なくなっちゃい…