2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

結局金持ちが強い問題

stage6とYouTubeの違いは早いうちに強大な資本に買収されたか否か、なのかもしれない。もっともstage6は元々DivXという基盤があったわけだけど、YouTubeにはYouTubeしかなかった。この差は大きいようには思うけどね。 この議論からは、ビデオ共有サイトがは…

優越感ゲームって、指摘したら負けじゃね?

もちろんこのエントリを書いた時点で僕も負けです…って参加してないけど。 本当は、どんなにブックマーカーたちが優越感に浸りながら「自己主張」しているつもりでも、「主導権」を握っているのはそのエントリを書いた人なのだ、という話です。 2008-03-13 …

優越感を語るのは友達とだけにしておこうぜ!

なんだかんだいっても、こうやって何がしかを語るときに優越感的なものを持たないってのもどんだけ純粋なんだって話ではあるよね。 そういう何かしら突出した思いとかが結実してエントリやら何やらになるわけで、またそれを叩きのめされて成長していくわけで…

そして世界は発狂した

相次ぐ凶悪な犯罪。ゲームのシーンを再現した大量殺人。マンガの影響を受けたとみられる猟奇殺人。小説をモデルにしたと思われる幼女監禁事件。アニメを模倣したと思われるコロニー落とし(???) 凶悪犯罪を防ぐために文芸書の類は全て検閲を受け、犯罪的要…

ITシステムによるグローバル化は本当に企業に利益をもたらしているのだろうか

トレンドマイクロのWebサイトがクラッキングされた事件を見て認識を新たにするのは「セキュリティーに万全はない」ということだ。人間が作ったものを人間が運用する以上、誤りは避けられない。それを最小限にすることが運用に携わる者の責務であるにしても、…

フィクションと児童ポルノ

僕はそういう属性はありませんから、別に規制されても困ることは何もないけれども、古来から少年少女とのあるいは少年少女同士の性愛というのは一つの文学的テーマではあります。そこにはプラトニックなものもあるし、時代背景的におかしくもなんともない普…

ゲーム脳的短絡による規制要求

正直、準児童ポルノ法だかなんだかができてもかまわない(昔の漫画雑誌をとっといたので捕まったらかなわんけど)が、こういった短絡的に、因果関係を主張するような発想は科学リテラシー的ながっかり感がおおいにあるよね。 いわゆる児童ポルノ法が様々な問題…

はてブの価値とは

ブログの位置にもよるのかもしれないけれども、うちはまだまだはてブがあるとないとでは集客力は大きく差がありますね。 500〜2000/日くらいのアクセス数だとはてブの効果というのは大きい。 今年に入ってから一番アクセスがあったのは、スラドに載…

パスワード変更の話について補足

どのセキュリティー入門書にもパスワードの定期変更はセキュリティー対策として載っていますよね。先に書いたとおり、実際にはパスワードの強度がこれで高まるわけではありません。ブクマコメントいただいたので若干補足。 ockeghem security, password 『パ…

ムラをかいま見たとき、そこには絶望があった

夜。いつものようにブラウザを開く。もはやルーチンワークと化したその行為が果たして人生にとってのプラスになっているのか既にわからなくなりつつある。しかし、何もしないことが言い知れぬ不安を煽ることは事実である。タバコをやめられないのと同質の感…

Music for Battle Creek 〜The Brass Band Music of Phillip Sparke

[rakuten:bandpower:10003469:detail] Phillip Sparkeといえば吹奏楽界では知らぬ人がいないくらいの超有名作曲家なのですが、元々はブラスバンド(いわゆる英国式金管バンド)の作曲家で、今もそちらが活動の中心です。もっとも、大抵の曲は吹奏楽にも編曲さ…

スルガ銀行とIBMの関係とNEFSSの失敗

増田が気にしているのは匿名ぶっちゃけトークが聞きたいからなのかな?僕は直接関わったわけではないけれども、同じ業界で働いているので漏れ聞くところから推測出来る範囲(=やばくない範囲)でちょっと言及してみよう。 2chで幾つかスレ立ってて、パッケー…

ウェブ上で理解しあうのは無理かな

思えば僕も悲観的なエントリを書いてきたw 別に誠実に対話したからと言って分かり合えるわけじゃないんだよね - novtan別館 別に誠実に対話したからと言って分かり合えるわけじゃないんだよね - novtan別館 novtan別館 それぞれ全然違う観点だし、全然違う…

著作権法は文化を守らないだろうことはわかっていたけど

文化という言葉で色々なものが塗りつぶされてしまうけれども、著作権法の本分は商売なんだから、どちらが優先されるかというのは明らかだ。だから、ヒートウェイブが受けた仕打ちというのは、至極当然のことのようにも思える。 元より、これは金銭のための闘…

mixiの特徴は匿名でも非公開でもなくて、その制御性

ごめん、タイトルは煽りかも。特徴の一つとして「(限定的な形で)匿名にできる」「許可した相手にしか公開しない設定にできる」というのはあります。それがmixiそのものを表わしているか、という意味ではmixiの特徴とまでは言えませんけれども。今となってはm…

パスワードの変更がセキュリティー対策な訳

先日の朝日新聞の記事にあった、「サイレント・バンカー」は銀行に取引の正当性についての責任を多く負わせている日本の法律の下では銀行にとってのかなりの脅威であると思われます。こういうのはクライアント側で感染しないようにするしか防御手段がないか…

有害情報が書き込まれたら会員制に移行って法案は酷いよな

自民党らしいけど。やっぱりウェブ利用者の代表的成立を国会に確保する必要はあるのかも。 この案は詳細見てないからよくわからないしまたバカな記者が要点を外して書いているかもしれないから評価しづらいけど、酷いところは本来のサービスの意図に関わらず…

YesとNo、そして

どうも僕にはAクラス理論というのはぴんと来なかったんだよね。 おかげで、開発会議が全部英語になって、僕としては若干泣きそうではありますが、それでもBクラスの人を入れないようにしていたおかげで、コミュニケーションの問題があるにも関わらず、全ての…

思い出すきっかけとはてなスター

前のエントリで、既視感があった、って書いたけれども、実際には、強制的に呼び起こされたものなのですよそれは。 実は過去にブクマしたdankogaiのエントリのコメントにスターをつけてくれたid:simatomokiさんのおかげなのでした。ありがとうございました。 …

2008年2月期総括

サボっていると面倒になってしまうものですが、継続は力なりというか、ちゃんとやろう。2月のエントリは多分79でした。 2月はかなり注目されたエントリの効果のせいかそこそこのアクセスをキープ。ブクマ数は圧倒的なのにアクセス数はスラド効果の1月の…

正社員という安住の地

さて、戦友たちも大体言いたいことは言っただろうし、単なる一般的な労働環境の問題でもないということはかなりの人が理解してくれたのではないかと思う(だからといって、僕らが正しいと思わなかった人もたくさんいるだろうし、おそらくその見方はその視点に…

著作権と検索エンジンのおかしな関係

リクエストがあったのでエントリにして見ます。 でもね、本当に悪いのは日本の著作権の複雑さだから。検索エンジンすら違法になる悪法のせいだから。 さて、mixiの規約の件で騒ぎすぎなわけだが… - novtan別館 これはどういうことか。著作権法の改訂や、放送…

加害者意識

主観の問題だから、あまり正解的なものはないかもしれないけれども。 私刑「月に代わっておしおきよ!」 確信犯「世の中の方が間違っている」 勘違い「え、俺が正しいでしょ。愛の鞭だよ」 こういうのは、意識的加害者の範疇に入れてよいように思う。 もっと…

自己責任と選択の余地

目が覚めたら、狭い部屋の中にいた。地下室のような、窓のない。扉は堅く閉ざされ、鍵穴はあれど、家具は机の上に意味ありげに置かれたボタンのほかに見当たらないこの部屋のどこかに鍵が存在するとも思えない。 不吉な予感、いや、破滅の予兆を感じながらも…

僕は、スターを、つけない

登場時の周りの拒否反応をみつつ、どうせ使わないしいいかと思って気にしないうちにつける機会を失ったというか、ブクマオリエンテッドな自分を発見することしきりな感じなので、使用者側としてはスターを語れない。 僕にとってスターはブクマのサブセット。…

「やる夫で学ぶ音楽史」が面白すぎたので色々紹介してみる

いやあ、思ってたよりはるかに面白かったわhttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-322.html。クセナキス、初めて聞いたよ… こういうのでクラシックが盛り上がってくれたら嬉しいのでCMとかで使われている曲とか耳ざわりのいいのを中心に集めてみた。内…

mixiの規約改正問題は本質的には著作権の問題ではない

単なる著作権の問題だったら、例えば無断で出版(そういえば運営がじゃないけどコミュニティーでの出版問題ってあったな)とかそういうのは問題になるかもしれない。SNSじゃなくてオープンなblogだったら、公開する時点でいくつかの点において暗黙の了解を示し…

バブル崩壊と匿名文化

実に意味不明なコメントに困惑気味な今日この頃ですが、お題をもらったと思い、強引に語ってみましょう。ただし、元エントリとそのコメントとはほとんど関係ありません。 バブル時代というのはある意味で、リアルライフでの匿名真っ盛りだったのでは、と思う…

「バブル崩壊と匿名文化」あとがき

こうですか!?わかりません! 相変わらずやっつけエントリです。えーと、事例はフィクションです。そんなに時代をまたいで生きていないからね。 全体的にはそんなにネタのつもりはなく、闘争するなら実名だよなと思うけど、だからといって匿名のメンタリテ…

さて、mixiの規約の件で騒ぎすぎなわけだが…

はっきりいって、下手な発表だったと思うね。「著作者人格権を行使しないものとします」なんて普通に考えたら「俺の書いたものがmixiに勝手に使われちゃう!秘密なのに公開されちゃう!」って思うよね。 第18条 日記等の情報の使用許諾等 1本サービスを利用…